臨床医として働きながら米国MPH受験

卒後7年目産婦人科医。日常診療に忙殺されながらも海外MPHに向けて奮闘中

acceptanceがくるタイミング

多くのMPH志願医師が参考にしているであろうサイトがこちらで

 

http://blog.livedoor.jp/mph_for_doctors/archives/cat_297110.html

 

私も初期研修医の時からくまなく読んでいました笑

 

ここに来てこの記事ですごく助かった記事が、acceptance(合格通知)タイミング

なので私が受験した学校のみですが、通知タイミングを書きます。

 

Harvard University T.H.Chan School of Public Health

priority deadline 2022/12/1

私の出願日 2022/11/27

格通知 2023/2/24(遅い!!)

奨学金  なし

Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health

priority deadline 2022/12/1

私の出願日 2022/11/29

格通知 2022/12/16

奨学金  2023/2/20 36,000$

Columbia University Mailman School of Public Health

priority deadline 2022/12/1 (これ、SOPHASに書いてなかったと思います)

final deadline 2023/1/17

私の出願日 2022/11/27

格通知 2023/1/12

奨学金 申請せず

 

Yale University School of Public Health

priority deadline 2022/12/15

私の出願日 2022/12/12

格通知 2023/2/23

奨学金  2023/2/25 25000$

Emory University Rollins School of Public Health

priority deadline 2023/1/4

final deadline 2023/7/15(ホントかよ😂)

私の出願日 2022/12/25

格通知 2023/1/10

奨学金 申請せず

Boston University School of Public Health

priority deadline ? 2023/1/15?

final deadline 2023/4/15

私の出願日 2022/12/1

格通知 2023/1/21

奨学金  申請せず

 

あとGREの点数が当てにならないと全落ちもあり得ると直前で言われてChicagoも出したのですが、途中で諸々合格が出た時点で、2次試験には進みませんでした(2次で結構お金とられる感じだったと思う)

 

経験に基づき言えることは、書類が完成し次第早急に出すこと

締め切り前からAdminの審査は始まっています。

Emoryのfinal deadlineは7月だけど、もう7月まで枠なんて残っていないと思う。

とはいえ、Essayもしっかりしっかり練り込もうと思うと直前に何人にも英文校正などに提出しながらやっていました😂

第一志望とかはpriority deadlineに間に合うようにするのが吉です

特に奨学金を申請したい場合は。

 

出願までのタイムライン

前にもつらつら文章で書いたこともあったと思うのだけど。

私が出願準備に要した期間をあらためて、備忘録的に。。。。

 

専門医が終わるまでやる気もなくて。「本当に留学行く?結構大変そうやなぁ。」っていうマインド

地方病院勤務時の方が時間があったはずなのに、目の前の臨床の勉強だったり専門医試験の勉強しかしてなくて。なんなら地方病院勤務中は中国語検定とか受けてたくらい血迷っていた😂

 

2021年春夏

専門医試験の勉強しつつ、大学へ戻る時期でもあったので業務に慣れつつ、、あっという間に過ぎていった気がします。

専門医試験が終わった後、大学院進学するか、研究でもするか、どうしようと思い、昔からの夢であった留学もぼんやり考え始めました。

2021年秋

でもやっぱり日々忙しく、あとは癌治療認定医試験も受けなきゃーとなりつつあっという間に日が経った😂

 

2021年冬

よし、やるか、と思いTOEFLの勉強を初めて唖然。働き始めてからの5-6年間、全然英語の勉強してない。あえていうなら2017年にUSMLE Step2 CSを受けた時が最後に英語を話していたと思う。

その英語ブランクの間に、研修医の間は韓国語学会通訳、地方病院勤務中には中国語検定なんてやってたもんだから、英語がすっぽり抜けていた。

この英語学習、思ったより時間がかかってしまった。Language proficiencyで志望校のレベルを下げるくらいなら、そのまま出身大学の大学院(PhD)に進学した方がいいと思っていたので、妥協はしないつもりでした😂

それでも苦しい戦いでした😭思い出したらもう絶対受けたくない。

大学病院の業務だったり学会活動も決して暇なものではなくて、日常業務後22時-2時で勉強し、6時-7時で勉強し、疲れてそのまま突っ伏して寝てたり🥲

土日はほぼ当直で基本的にまとまった休みは全くなく、全然TOEFL受けにいけないのでもっぱらHome edition。深夜受けていたらListening集中できずWritingの頃には昇天していた💦笑こんなんじゃ点数でないし、仕事もセーブしたいけどできない。トイレやお風呂の中、全身麻酔の手術であれば麻酔導入中も英語教材持っていって取り憑かれたように勉強していた気がします。。。

本当に叶えたい夢ならそのために時間作るものだとかいうけど、一人当たりに24時間しか与えられていない中でどうやって作るのだ...とメンタルブレイクしてました

IELTSへの転向も意識し始めて、気晴らしにIELTSの勉強もし始め、、、

この生活、いつまでも続けてられないなと体力の限界も迎え始めた頃、ようやく目標点に到達。割と英語が得意な方として今までやってきたのが非常に恥ずかしいほど、英語学習には時間も体力もお金も費やしたと思います。。。😇

 

2022年5月

フルブライト奨学金がおそらく最も早くに始まります。GRE勉強始めなきゃいけないけど、重い腰は上がらず、なんとなくSOP,PSをかき始めた頃

「なんで私は留学したい?」

「留学行って何がしたい?」

っていうことをあらためて考えまくった月でした。これも相当Toughな作業であった🤑

 

2022年8月

7-8月は学会シーズンでこれに追われている間に終了し(笑)、やばい、流石にGRE始めなきゃと思った頃ですね。。。GREがまた鬱陶しい試験で🥲

GREの単語帳、知ってる単語ほぼないのよ・・・英検一級保持者でも、知らんわ!ってなるような単語たち。それはまぁ、TOEFL/IELTSが外国人向けの試験であるのに対し、GRE/GMATはアメリカ人のための試験なので、普通の人が知らない単語ばかりなのよね。。

MURI...   無理... 無理

って感じ。

それが、あまりちゃんと勉強せず、直前に対策だけ適当に見て受けたところ意外とそんなに悪くない点数╰(*´︶`*)╯♡こりゃいけるかも、と思って勉強ちゃんとし始めたけど、ちゃんと勉強しても上がらないのがGRE

これもまたアレルギー出てきそうになったわw

最近はMPHの場合はOptionalになってきているので、本当にエネルギーを費やす必要はない気がしてきました。本気出そうと思うとTOEFLよりエグい気がする。この時点で一日4-5時間の確保はもう体力的に無理になってきてました。

この頃には、推薦状も集め始めないといけなくて、職場にも留学に行きたいことを伝え始めていて、もう引き返せないと自分の逃げ道を潰すことで頑張っていた気がします🥲

 

2022年秋

そうこうしてるうちに、やぱいホンちゃんの出願準備せねば。

またここで数ヶ月ぶりに

「なんで私は留学したい?」

「留学行って何がしたい?」

に立ち返る笑

 

出願の話は別でもお話ししているのでここでは割愛しますw

けど、

働きながら、英語勉強、GRE/GMATをこなすにはもう本当にタフな日々でした。。。

 

でもやっぱり、他の人のブログやお話を聞いていても思うのは留学を決めてから、Applyの1年前(英語の学習状況やもとの英語力にもよりますが)には準備を始めた方がきっと心にゆとりを持てるのではないでしょうか?

もちろん2、3ヶ月でブワーッと準備した、なんて話も聞きます。効率が良ければいけるのかも。。。でも臨床医しながら(特に外科系)は結構大変だと思います...

 

出願準備の時間軸

 

 

合格した学校のInterview, Personal sessionを受けて思ったこと

どこの大学も合格すると、Virtual sessionにて実際に通っている生徒と話せたりします。

日本で働いているとほぼ深夜なので全然参加できていなかったのですが、、、、

Personal session設けるよ!とAssistant professorの先生から個人メールが来たので流石に時間を設定して参加しました。

 

ゆうても30分くらい。

質問なんでも答えるよ!というテンションだったので、いくつか質問用意していきました

 

「すでにRegisterした?」と聞かれ、ここは正直に「他の学校の結果をまだまっていて、それからにします」と答えました😂

 

でもそのAssitant professorの専門分野は私の希望分野にかなりマッチしていて、私の志望動機は結構独特だと思ったものの(産婦人科医でありながら公衆衛生やりたくて、Behavioral science的なところもやりたくて)それを全て組んだ上でCourseの説明をしてくれました!

 

それを思うに

SOPを熟読されている

と感じました。

CVもきっちり読まれている。gynecologistの経験値すごいね!母子保健希望にも関わらず。😂よくご存知や。。。

私のこれまでの学生の頃からの経験や、臨床経験をつらつらと。さらっと話してくれて

本当に頼り甲斐のあるAssistant Professorでした✨

やー楽しみ!笑

 

話していてやっぱり迷うのは卒後の進路

Diversifiedである一方、悩ましい。

How to establish myselfをしっかり考えていきたい。

臨床医としてもまだまだキャリア形成していきたいお年頃でもあり、、、

 

Emoryに行くか、まだ決めてないのだけど😂

 

CV 履歴書の書き方

あっという間に数週間たち、更新が途絶えてしまっていました😂

今日は、CVの書き方について書いてみようと思います。

英文レジュメ、CV curriculum vitaeと呼ばれたりしますが、要は履歴書です。

 

MBAなどで必要となるレジュメとは少しニュアンスが違うようなのでここでは一般的なCVについて。

 

日本のアルバイトなどで必要となる履歴書は、学歴や住所、交通手段、モチベーションなんか書いたりする気がしますが、英文CVはもっと根深い(?笑)ものです。

枚数指定があることは少なく、(私の場合、奨学金のCVは4枚でした)結構なボリュームになることもあると思います。

学歴、学会発表歴、論文などなど。。。

形式はあるようでないのですが

 

名前、住所、電話番号、メールアドレス、ポジション

Current position(今の職)

Education(学歴)

Qualifications(資格)

Certification(専門)

Honors(賞)

Employment(職歴)

Research (articles)(論文)

Presentations(学会)

Language(語学力)

という感じでしょうか...

 

ボリュームがあった方がもちろんいいのですが、正直細かい内容なんて目に入ってこないです。

ならば何が重要か。

”まとまっているか”

です。ある程度の体裁に則って書いていて4-5ページにもなるのであれば、「あーこの人ちゃんとアカデミックにやってきた人だな」って思われます。

逆に言うと、本当に発表したか、共同演者としてどれくらい貢献したか、なんて絶対にチェックされないと思います。

 

ただ、内容がない場合。

→少なくとも2,3枚になるくらいの内容は欲しい。

日本の演題でもいいです。書いた方がいい。

私は学会発表は馬鹿みたいに数が多かったのですが、英語論文が1本もなかったんです。

共著も含めて。。。😭

抄録が英語のものであれば全然いいし、

  • Kitazawa, S., Yamagami, W., Makabe, T., Hirano, T., Sakai, K., Chiyoda, T., Kobayashi, Y., Nomura, H., Kataoka, F., Banno, K., Susumu, N., Tanaka, M., Aoki, D. (2019). The characteristics of recurrence following MPA therapy for young patients with endometrial cancer or atypical endometrial hyperplasia. Kanto Journal of Obstetrics and Gynecology Journal. 56(4): 591-596.

これでどうでしょう?

それっぽく見えませんか?日本語のものでも全然いいので、書くべきです。

 

○古い順に書くか、新しい順に書くか

結論から言うと、どっちでもいいです。

ただ、統一しておくべきです。

面倒なのでわたしはずっと古い順に書いてました。

 

○日本語は書かないべき?

上記にも記載したとおり、英語の形式で書いていいと思います。Journalが書いてあるので、日本で出したものになるってことはわかるはずです。

 

○Activity類は?Volunteerは?

CVにかけるネタを増やすためにボランティアする人もいます。

私は学生時代にそれっぽいこと結構やっていたので、

12/2012 – 03/2016  Africa Medical Society: an organization with students from three departments of XXX University (XXX University School of Medicine, Faculty of Nursing and Medical care, and Faculty of Environment and Information Studies) aiming to provide schools, education, and medical care at the Democratic Republic of Congo (D.R.C.).

  • Conducted an annual healthcare checkup and workshop for 100 students at “ACADEX” elementary school.
  • Worked as the representative of this organization in 2013 and lead a new program that introduced health checkups for members of the town. Gained cooperation with Korean NGO, Good People.
  • Cooperated with Maman Coco Kimbondo (Pédiatrie, Orphelinat, et Hôpital de Kimbondo / Kimbondo Pediatrics, Orphanage and Hospital), Bondeko Clinic and several other private clinics experiencing first-hand the lack of medical personnel, and the poor hygiene.
  • Discussed local medical situations with medical students from Université Protestante au Congo to gain a fuller understanding of current problems to provide improved help the following year.

こんな感じにモリモリに書いてます😂

他の人のCV見ていると、ほんとかよ!って思うことモリモリで書いてます。

 

とにかく、形式がまとまっていること、時系列、名前、字体、、

これが一番大事。

 

Letter of recommendationってなに?誰にもらうべき?

 

 

 

Letter of recommendationって何?

いわゆる「推薦状」ですね。

日本で推薦状が必要な場面って、ちょろっと数文「この人は優秀なので推薦します」的な文章を書いて、教授にサインお願いシャーす🙏💦って感じで終わることも多いと思うのですが、アメリカではすごくすごく重要視されているのがこのLetter of recommendation/Recommendation letter LORってやつです。

SOPと並んで重要と言えるかもしれないです。

 

誰からもらうか

大体のMPHは最低限3枚必要です。

実は4枚目以降も追加はできるのだけど、4枚以上提出したとして、その中の3枚がランダムにピックアップされるのか、4枚ともちゃんと評価されるのか誰もわからなくて、4枚目以上を出すなら3枚をしっかり書き込むのがベストと思います。(これは各大学の事務にもシステム上よくわからないって言われました。)

 

あとは大体1枚は現職場長にもらうことになってます。今働いてる人であればその教室の教授、部長、病院長など、学生の場合は教授でしょう。

 

さて、問題は残り2枚。一般的に言われるのは

*自分のことをよく知る人

アメリカに精通してる人(アメリカ人だとなおよし)

↑ちまたのブログなどをみてもこう書かれてるんですが、そう言われると悩んでくるのが、

アメリカ人で自分のことをちょっとしか知らない人 

②自分のことをよーく知っていて、よく書いてくれそうだけどアメリカに行ったことなんてありまへん

っていう人、どっちがいいの?ってところです。

私も悩みましたが、結局②の方がStronger LORになると思う。

例えば、バイデン大統領にLORをもらえるとかなら話は別。名前だけでインパクトデカすぎて内容以上におっ、何こいつ?って思わせられる。でもアメリカのどこかの大学の助教で一度訪問したときに話した、という程度だと自分のことをしっかりは分かってないと思うし、何しろ頼みにくい(コレは日本人感覚の私だからかも、、だけど)

アメリカにClerkshipsで行ったりとか、病院見学で行ったりとか、横須賀/沖縄米軍病院でインターンやって、それでLetterをもらってくる人ももちろんいます。それも全然あり。でもインターンならまだわかるけど、病院見学行くだけでもらうって図々しくない?と心のどこかで思ってしまう消極的純ドメなのです私🥲そんなんだとアメリカでやっていけなさそうだけど。

(実際、私も学生時代にノーベル賞受賞したアメリカの研究者の方とDiscussionした経験があって、彼に連絡はしてみたんですけども。そんな昔のこと掘り起こして推薦状書いてくださいなんて言えなかったしメール文も思いつかんかった。🥲)

もちろん、アメリカ人ないしはアメリカで働いてる人で自分のことをよく知る人がいたらそれがベスト。でも純ジャパ純ドメでそんなん無理ですよ😂

そしたら内容勝負👍と切り替えました。

私の場合、現職場長、大学時代の教授、研修医時代の途上国活動で出会った元WHO職員のフィリピン人医師(彼とは活動の前後でしっかり一緒に活動してきたし、他にもMPHに人を送り出してきた)の3名にお願いさせていただきました。

 

LORは自分で書く?書いてもらう?

これも悩ましいところ。自分の労力を考えると書いてもらえるのがいいし、3枚ともおんなじ内容になっちゃうのは悲しいので、できるだけバラエティを持たせたいところ。

自分で書くメリットは、書いてもらいたい内容を書ける。

内容を考えたときに、その書いてもらう人との関係性って影響してきますよね。

結論から言うと3枚のうち1枚は自分で書いた方がいいです。内容が被らないように用意できるなら3枚とも自分でもOK。

実際に評価する人たちも自分で書いてるってことくらい、結構知ってます。

自分で自分のことを褒めるのってなかなかしにくいし、推薦者との関係性も含めて書くって結構難しい。しっかり腹を割って話せる仲なのであれば、私の印象ってどうですか?長所と短所ってどう見えてますか?って言うのをしっかり話し合ってから内容を書き始められたらいいですね!

とはいえ職場の上司は忙しいし、そんなことで時間を割かせてしまったら申し訳ない。

結局、大体は自分で書くことになりました。

 

どんな内容かく?

具体的に!

その推薦者にしかかけない内容をてんこ盛りに。

優秀な人で、人から信頼されていて、、、っていう文章はごまんとあります。

○○で何点取れるくらい優秀で、こんな難題があったが自ら解決して、、、なんていうことが大事。

例えば、英語論文を○本書いていて、インパクトファクターは○点のところに出していて、研究に非常に長けています。とか。

でも難しいんだ、これがまた😂

自分のことを見つめ直す機会になりました。

形式は?

巷に転がっているテンプレもありますけども。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

To whom it may concern, 日付

1パラ:推薦者の自己紹介、本人との関係性、○年の付き合いですというのをさらっと

2パラ:本人の凄いところ①

3パラ:本人の凄いところ②

4パラ:だからね、あなたのところのプログラム行ったら、本人はこんなことができますよ。これってあなたのプログラムにとってすごく有益でしょ。何か質問あったらここまで連絡して、いつでも本人のこと答えるよ。

Sincerely,

最後に、名前、住所、メールアドレス、署名

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

という感じ。1パラのところ、実は大切。ちゃんとこの人のことこれくらい知ってるよ!信憑性のあるLORだよ!っていうのが伝わるように。こういうところが、1回2回話しただけの人では内容を盛れないんですよね。

 

完成したら、DRAFTとして推薦者の方にチェックしてもらう!

大丈夫であれば署名もらう

結局は最近は推薦者がアップロードする形式がほとんどなので、その旨伝えてPDFを作成。

私の場合、フィリピン人医師の先生はPDF作成とかアップロードなどがめっきり苦手だったので、隣に座って一緒に提出した笑。「スキニカイテ!」と言われながら笑。

 

でもやっぱりMPHの書類作りって色々削られる😂笑。

奨学金申請がある場合はすごく早いと思うけど、3枚のLORの作成に依頼しに行く時間なども含めて1-2ヶ月はかかると思う。それを見越すと、出願年の9月には取り掛かり、11月初めにはアップロードし始めるくらいが良さげ👍

今日はこんなところで✋

 

どうやって志望校決めたの?

 

こんばんは!

 

よし!アメリカに行こう!と一念発起したとして。

やることいっぱい。英語の勉強、志望動機、奨学金申請...

いざ、志望校決めるとき、どうやって決めるんでしょう?

むしろ、私も皆さんに伺いたいです😂

純ジャパの私には決め手がわからん。。。

 

学びたいことから選ぶ

公衆衛生には

  1. Epidemiology
  2. Biostatistics
  3. Global Health/International Health
  4. Health Policy
  5. Environmental Health

などがあります。

公衆衛生の概要に関してはまた別のところでお話しするとして。

ちなみに私の場合。

Global Healthを主にやりたい。途上国医療に携わりたい。一方で日本で実臨床では臨床試験に触れたりもしてるので統計や臨床試験みたいなこともやりたい。そのためにはEpidemiology&Biostats?

→全然分野ちゃうやん😂 ということでメインではGHでありながらも公衆衛生を広く浅く学べるところが良かったのです。

ゆうて、MPHは2年で網羅してくれるところが多いですが、Johns HopkinsのSchool wideは結構広くカバーしてくれるんじゃないかと感じました。

 

もちろん、ゴリゴリ臨床研究やりたいって方は迷うこともないと思います。Clinical effectivenessなんていうプログラムを持っている学校もあります。

 

感染症疫学をやりたいなんて方はCDCと太いパイプで繋がったEmory Universityとか理想ですよね✨

 

そんなふうにやりたいことがパキッと決まっていて、すんなり志望校決められる人なんて少ないです。

学校のネーミングで選ぶ

これも上等だと思います。なんせ、お金かけてわざわざ太平洋渡っていくわけですから。

今の自分の出身校より名の通ったところ、世界ランキングの高いところ、みんなが知ってるところ。私も半分はこれかもしれないです。

MPHを現地で行く最大のメリットとして、コネクション作りがあります。世界的に名の通った学校っていうのは世界からいろんな人が集まってきます。卒業生もいろんな人です。そんな人たちとコネクション作れたら...世界広がりまくりですよね。学ぶ公衆衛生分野以上に、実はコネクション作りってのが今後のキャリアに生きてきたりするかもしれません。

学校説明会に参加してみる

私自身Virtualの何個か参加してみました。(時差で大体深夜で仕事しながら死んでた🤗)

https://aspph.org/

当たり前かもしれませんが、このサイト、無限に学校紹介をしてくれます。

でもまぁ、、、Virtualよりかは実際に訪問した方がいいに越したことはないよな。。。その学校にしかない特色ってのは正直すごくわかるわけではなかったです。

でも「説明会の時に○○さんが言ってたこのプロジェクトに参加したい」なんてなんかの時に書類にかけたら、たった一言でも「あーこいつちゃんとうちの学校見たんだな」なんて、それなりに説得力があるapplicationになるわけです。

知り合いの勧め

知ってる教授や先輩や友人の勧め。これって頼っちゃいませんか?笑。エビデンスレベルが低いかもしれないと分かっていても。

 

そんなこんなで、私は2、3校に絞って準備していたんですが、途中で自信がなくなって6-7校くらい出したかな?でもきちんと調査して志望理由述べられる学校は3校くらいでした!

 

 

 

Personal Statement, Statement of Purpose ってなんぞや

ApplicationにはいろんなRequirementがあって、書類があって、って感じですが、その中でも”PS” とか ”SOP” って言われるやつですけど、何それ?って感じでした笑。

個人の発言?? 目的の発言?なんぞやw

 

これら2つの言葉を使い分けない場合もありますが、ざっくり

PS : 自分ってどんな人?

SOP: あなたがこのプログラム、この大学でやりたいことって何?

ってことです✨

ぶっちゃけ、まぢだいじ。一番だいじ。

わかってはいたけども、添削していただいた先生方にも言われ続けたこと!!

 

TOEFL/IELTSの点数がスタートラインと言われることがあるとしたら、このPS, SOPはゴールテープ切れるかどうかってくらい、大事!

 

テストでいい成績を取るよりも、

あなたって何ができるの?あなたがこの大学入ったらどんなメリットがあるの?という問いかけに対してドヤドヤドヤ!と書き綴るものになります。

 

A4用紙1-2枚なのだけど、筋が通ってないといけないし、決められた字数内で読む人を納得させられないといけない。

正直、どんだけ時間がない人でも要領がいい人でもこれには1ヶ月かけた方がいいと思う。

まず必ず求められるのがSOP

①今の自分はこうだ、Aができる、Bができる。

②Cができたなら可能性は広がり、きっとDもできるのではないかと思う。C,Dができるのであれば世の中に、医療に、こんな利益がある。

③この大学はきっとCを学べる場所である

④Cを習得したら、Dも達成でき、世の中に貢献できる

 

のような感じ?w シンプルなようでいて、こんな風にかけます?

きっと「留学したらかっこいい」「箔が付く」「人生1度くらい海外住んでみたいじゃん?」

こんな気持ちが少しは皆あると思うのですが、これだけだとPassion満載の文章には絶対になりません

今一度見つめ直し、自分が何をしたいのか、何を学びたいのか、系統だてて考える必要があります。でも複雑化する必要はなくて、シンプルに。

白紙の紙になんで留学したいか、なんで公衆衛生か、今の私に何が足りてないか、ブレインストーミングのように書きまくっていました。

それを点と点を繋いでいくように文章にしていくような?感じ?

この土台作り、とっても大事。軸を決めるのに。

私の場合、裏紙に書いてたんでどっかいっちゃったんですが、掘り起こせたら載せようと思います笑。

 

一回書いたSOPに関しては、必ず誰かにREVIEWをもらうことを勧めます。アメリカ人でも見せ合いっこしてます。

日本語で書いた分を家族や同僚に見てもらうのでもいいと思います。

私の場合には留学コンサルタントやネイティブの方、家族などに見てもらってREVISEしました。とはいえ、あんまりいろんな人に見せて色々言われちゃうと軸がぶれて何が言いたいかわからなくなってくるので、ある程度軸を決めて、そこから修正していくような感じでまとめ上げていくのがいいでしょう。

文法エラー、スペルミス、字数オーバーは悲しすぎる失点だと思うのでそこは絶対ないように。

内容で勝負できるようなSOPにすべきです👊

 

つらつら書きましたが

  1. 土台作り。書く内容を決めていく。
  2. 土台をもとに書いてみる。字数も文法も気にしない。なんなら日本語でもOK
  3. Draftを家族や留学コンサルタント、先生?などに見てもらう。軸にブレがないか、説得性があるか、ユニークな内容になってるか
  4. 段落や文章、体裁を整える
  5. 字数制限を合わせてみる
  6. 英文校正。文法、ボキャ、スペルミスは徹底的に無くす。言い回しに変な表現がないかネイティブにチェックしてもらうのも一つ。

一つできてしまえば、字数制限の違うところに出す場合は5-6を繰り返すだけです。

学校の特徴ごとにアレンジを加えるのも一つですが、まぁ、とりあえず🤗