臨床医として働きながら米国MPH受験

卒後7年目産婦人科医。日常診療に忙殺されながらも海外MPHに向けて奮闘中

国際保健分野における縦割りのレベルかんのはなし

MPHの中にはEpi Biostatsのような疫学解析分野にどっぷりな方もいるとは思いますが、それはまた別の機会に語るとして、国際保健でどんな働き方があるのか、イメージができていない方が多い気がしたので、少し書いてみようと思います。

 

国際保健ってばかでかい分野でして、その中でも分野毎に感染症、口腔保健、母子保健、災害医療、紛争医療、気候変動などなどあげたららちがあかないほどひろーい分野があります。その分け方じゃなくて、今回は縦割りに見たレベル感について書きたいと思います。

正式名称があるのかわからないんですが、個人的にガバナンスレベル(国際機関、政府など)、セクターレベル(NGONPO,大学機関など)、ローカルレベル(途上国ボランティア、国境なき医師団など)(勝手に名付けてるので正式名称じゃないですw)ざっくりこんな感じにレベルがあるんじゃないかなって思うんです。更にもっというとグローバルサウスをターゲットにするとしても国毎、地域毎にも色々違うことでしょう。

 

よく学生に「国際保健やりたくて!どうしたらいいですか!」って相談されますが(大学生の頃の私もこれw)、分野はなにがやりたくて、どのレベルでやりたいの?という解像度がみえてる人はほとんどいません。分野はまだとっつきやすいのかもだけど、レベル感はわかってる人、あんまりいないですね。

 

何が本当にやりたいかなんて、わからないから学ぶしかないんですけど、MPHに行くにあたってはこれがやりたい!っていえないとなんとなくふわっとした1年になっちゃうんですよね。もちろん、広く浅く、着手できるところから取り組んでみて、やりたいことを探す、のも正解だとは思いますが。

 

夏休みに途上国ボランティアやスタディツアーにいって現場をみるのも本当に勉強になるし、国連職員に話を聞きに行くのもいいと思います。学生だったら、きっとみんな快く話してくれたりしますし。

でも、そんなんじゃ自分がやりたいこと、もっというと自分の能力をいかせるところ、なんてわかんないんですよ。

 

私は学生時代にローカルレベルで活動していたこともあって、その限界を感じて、もっとトップダウンの仕組みを学ばないとなぁとおもったので、MPHでもセクターレベル以上の役割を学びたいって思っていました。

コンゴ(民)、ザンビアラオスでの訪問診療や健康診断、家庭調査など、もうローカル感満載ですよね。ただ、ローカルでの活動って限界しかないんです。

コンゴ(民)では、学校で健康診断をやってました。その活動は素晴らしい活動だったと思うんですけど、コンゴ(民)国内の予防の観点を啓発できた、わけじゃなくて、あくまで訪問していたキンボンド地区の一小学校内でのはなしなんですよね。私たちが訪問していたときに妊婦さんが亡くなるって衝撃なイベントもありましたが、その地域で妊婦健診を普及しよう!ったってそんなの本当に大変です。先進国の日本人がやってきたっていうことで関心はもたれるし、色々聞いてくれるけど、所詮我々はunfamiliar personsで、foreignerで、aliensです。生活や土着の文化が大きく変わるようなこと、積極的には受け入れてくれないし、限られた時間と資金で、どうしたら健康診断の概念を受け入れてくれるだろうか、って思うと、校長先生、村長、ないしは各家庭の父親に働きかけることが手っ取り早いんですね。

ローカルから少しセクターレベルに近づくわけです。校長先生が、健康診断やれ!っていえば、やります。そんな感じでちょっと中堅の人たちを動かしていく必要があるのです。

視野を広げるならば、NGOなどでそういうちょっと上の層へ働きかけることが政策を実行する上で大切です。

仮に我々が、セクターレベルちっくに、キンボンド地区の村長さんを動かして、健康診断を導入できたとして、持続させるためには資金や人材などのリソースが必要だったりしますよね。そうすると重要になってくるのがガバナンスレベルです。

政府が予算もってきたら、国連が条約や取決めを出したら、一気に動いたりするわけです。

 

国際保健としてレベル感を書きましたが、正直お医者さんの世界でもレベル感って大事です。

私の臨床医って仕事もローカルレベルの仕事だと思うんですよね。目の前の患者を適切治療する。一人一人の患者を救う事も尊い仕事ですが、それだけじゃ世界は変わらない。わかりやすい例でいうと、子宮頸がん患者それぞれに必要な、検診継続、円錐切除手術、広範子宮全摘術、抗がん剤放射線治療を提供するというのは尊い一医者のローカルレベルの仕事です。じゃぁ、そもそも患者にとってもっといい治療ないの?っていうことを追求するなら新しい抗がん剤がないか基礎研究することも、臨床研究で行うことも、(大学病院の先生方やアカデミア)いわゆるセクターレベルの臨床医の仕事じゃないかなって思います。更には、政策を行いたいなら、全国民が11才くらいでHPVワクチン打ったら、そもそも抗がん剤とか難しい手術いらなくなるんじゃないの?とか思ったら、政府(厚生労働省)などで働くことが必要になるかもしれないし、やりたい政策を打ち出すなら政治家になるべきかもしれないし。要はガバナンスレベルが必要となってくるわけです。

日本の医学教育はローカルレベルにフォーカスしすぎて(覚えることも獲得しなきゃいけないスキルも多いから仕方ないんだけど)、セクターレベル、ガバナンスレベルの視野を見失いがちと思うんですよねぇ。。。このちょっとだけ視野を広げた瞬間に話されてくる言語は、全部公衆衛生です。広すぎや。

一方、逆もしかりです。目の前の患者をみていないと、政策打ち出そうぜ!ってかっこよく言ったところで何の意味もないことやってたりすることもあるわけです。全く意味のない臨床研究が高額予算で走っていたりもするわけです。袋だたきになりそうだからあんまり具体的にはいわないけど。

だからこそ、私は臨床医が公衆衛生をやることにはとっても意味があると思ってます。

 

少し話がそれちゃいましたが、国際保健でも臨床でも、どのレベル感でやりたいのかっていうことが明確に見えていた方がいいと思うんですよね。

ローカルのほうが達成感がある、患者、途上国の人たちに感謝されて結果が目に見える。けど影響範囲は限局的。

ガバナンスレベルだと、正直自分の仕事がどこで役に立っているのかさっぱりわからない。でも多分影響は広範囲。でも私個人の仕事が報われた感じはあんまりしない。

 

今後のキャリア、絶賛悩み中なんですけど、どのレベル感の視野も忘れたくないんですよね。だって絶対につながってるし。でもやりがいも忘れたくない。

若手のうちは、どのレベル感も経験するに超したことはないと思います。で、ようやく自分がなにがしたいか、見えてくるんじゃないかなぁ。こんだけ国際保健にかかわっていて、色々思うことはあるのに、わからないんですよ笑。私が何したいのか。

その解像度がぼけ

見えてくる頃にはどんなに早くても40歳位になってると思いますよ。

って思うと間とってセクターレベルなんかなぁ。。。

グローバルヘルスのキャリアを目指す上で臨床医のキャリアは必要か

時間が経つのはあっという間で気づいたらMPH取得してから4ヶ月も経っていました。。。

 

色々書き残したいこともあったのだけど、身の回りのことが落ち着かず、バタバタしてました

 

帰国してから久々の友人とキャッチアップしたり、サポートしてくれた先輩先生方に挨拶したりだったのですが、結構後輩から相談されるようになったり!講演(ってほどじゃないけど😂)を頼まれたりするようになりました。そんなわけで落ち着かなかったのですが、書き残しておきたいことはじわじわ溜まっていたので少しずつ備忘録的に更新していきたいと思います。

 

今日のトピックは最近医学生や研修医の人から連続して聞かれることのうちの一つで

 

「公衆衛生やりたいんですけど、研修医ってやった方がいいですか?」

 

「国際保健やりたいんですけど、専門医っていりますか?研修医まででいいですかね?」

 

なんなら高校生に至っては、「医者で途上国ってもうあれですか?扮装地帯しかないですか?」

 

なんて聞かれたりする。

 

いや、本当に最近そんな後輩が多くてびっくりする。

 

私が医学生、研修医だったときにはjaih-sの人たちはまぁガチで国際保健キャリア考えていたとして、こんなにも身近にいなかったような。

だからこそロールモデルがいなくて、なりたい自分がわからなくて手当たり次第にいろんなことに挑戦していた気がします。

 

私は

国際保健寄りの研修医→ガッツリどっぷり産婦人科医後期研修医→産婦人科専門医・癌治療認定医(その上で周産期新生児専門医修練医/婦人科腫瘍専門医修練医/内視鏡技術認定医修練)からの、遺伝性腫瘍専門医取得予定→MPH留学

という、もう臨床医中の臨床医を経てグローバルヘルスを志しています。

そんな私からは「臨床医→公衆衛生キャリア」の良さばっかりが出てきてしまうし、私のこの流れは後悔していないです。

看護師さんや、コメディカルの公衆衛生キャリアにはもう少し幅がある印象ですが、MDたちは結構これ、悩むんです。

完全に私の主観でしかないのだけどpro/conを書いてみようと思います。

 

1.Clinical Questionを立てられるのは臨床現場にいた人だけ

これは本当に本当に大きいことで、一番に推したいところです。

国際保健だけでなくて疫学分野、臨床研究などといった分野に行きたい人なんて特に。

(というか、臨床医をやる中で目指したくなるのか)

 

私の場合には、低中所得国の母体死亡率に驚愕、日本でも産婦人科は問題たくさん、医師不足、というモチベーションで産婦人科医になりましたが、

臨床医になって

・結構患者さんって妊娠のこと簡単に考えてんなー

性教育ってされてきてないのに、望まれない妊娠っていわれてもそりゃ困るよなぁこの子達...

・日本だけこんなに子宮頸がん患者増えてるの!

・コロナで検診来なくなったからか、最近進行がん多い気もするなー

・当直医との連絡事項ってなんでこんなうまく行かないのー

・わー今日のオンコールXX先生か、

みたいな日々の中からポロポロ疑問というか問題点が浮き彫りになるんですよ

ほぼ自分じゃ解決できなくて、毎日目の前の患者さんと向かい合ってるだけじゃ見過ごされてるような問題ばかりに直面します

そんなところからこう言ったことに取り組みたいって思えると、具体的にどんな研究、政策、コネクション、方針が必要かとかが見えてきたりする。

 

これって非常に重要なスキルです

 

 

2.  自分の専門があることは強みになる

公衆衛生ってバカ広い分野なんです。

なんなら地球がテーマ、くらいな😂

その中で公衆衛生やりたいです!って公衆衛生大学院にいったところで、「うんうん、で?」ってなります。

研究が好きで、政策が好きで、ってのも大いに結構だけど

産婦人科医で母子保健をやっていきたい

呼吸器内科で結核対策をやりたい

感染症内科でHIV対策をやりたい

っていう方が説得力あるし、深みのある勉強になっていくんですね。

母子保健の中でもかなり広いからさらに絞っていく必要があるときもあるし。

医学部卒業して、公衆衛生に飛び込んで、広い分野を広く浅く俯瞰できるっていう良さもあるかもだけど、あれ、私何やりたいんだっけ?何に興味あるんだっけ?ってなっている人も多く見てきました。

 

あとは超曖昧なコンセプトのお題に直面したときも、専門分野の観点から意見求められたりすると結構プレゼンス発揮できたりする。

例えば...気候変動ってどう関係するよ?

「暑いと妊婦さんたちは脱水になりやすい。夏になると悪阻の時なんかはしんどいと思う」

ゲリラ豪雨が増えたことでザンビアのこの地域では妊婦健診に行けない人がかなり増えた」

みたいな。

 

医療倫理的な観点でなんか思うことある?

「NIPTとかゲノム医療って増えてきてるけど、患者がどこまで情報を知るべきか、生まれてくる赤ちゃんに知る権利ってどれくらいあるのかって難しい問題」

なんかそれっぽい会話になりません?(笑)

 

自分軸で大きなものを考えられるのってすごい強み

だし、面白い。

自分に専門がなかったら、こういう議論の司会やる感じになる気がしてる

 

3.  ある程度臨床医を経ると戻り先がある

少し消極的な長所ではあるけど。

公衆衛生に一念発起足を踏み入れたとして、「あれ、やっぱ俺違ったかも。」っていう人もいる

そんなときに臨床バックグラウンドがあると、やっぱり働き口が完全になくなることはない

専門医取るのが数年遅れたり、サブスペシャリティに進むのが遅れたり、多少そんなんがあったとしても臨床での働き方って無限。

だから臨床医は勇気を持って道を外れてほしい、って思う。

 

4.  稼ぎ口がある

3。にも共通するところ。公衆衛生って、大きな口では言えないけれど本当に稼げない笑。

出世しても、うーん、生きてはいける。っていう程度だと思う。

場合によっては、途上国で働く分には十分!っていう感じなときもある。

臨床医の経験があると、パートでも当直でもなんでも生きていくための稼ぎを得ることはできる。途上国派遣を転々と繰り返しつつ、日本にいるときにがっぽり稼いで、っていうガッツリ国際保健現場主義の先生もいらっしゃった。

これって自分がやりたい仕事を継続する上で、すっごくありがたいこと。

 

じゃぁ、臨床医>公衆衛生キャリアのDownsideって?

1.臨床に慣れると外に出ていくハードルが高くなる

高校卒業時くらいからすでになんとなく海外で働きたいみたいな願望があった私にとって、公衆衛生やりたいって思ったのは自然なことで。

医者になる時には割と決意に近かったけど

それでも、専門医をとったあとは、このまま臨床医でもいいかなって何度も思ってました。

それくらい、私は臨床医と言う仕事が大好きでした。

あとは、臨床医のidentityが時々邪魔することもありました。

特にヘルスシステムを学ぶ上では、医師っていうステークホルダーはまぁ一種のコマのような存在で、それになんか反論したくなるというか。。。。😂

2.臨床そこそこできるようになってる時点でそれなりに年がいってる

年がいったら挑戦できないってことはない

そんな否定的なことを言うつもりはないんだけど

ある程度の年齢に達すると家族ができてる人がそれなりにいる。

診療科にもよるけど専門医を取る世代はストレートにいってもだいたい28-31歳くらいだろうか

女性なら尚更、結婚して子供がいる人もいる

それ自体は素晴らしいことなのだが、MPHに行きたい!途上国行きたい!キャリアチェンジしたい!っていっても

なかなか自由が効かなくなってることもある

特に女性はすごくナイーブな年頃でもあるのもあってこれは医学生の時には感じない悩みだと思う

典型的ではないが、私もこの点は随分と悩まされた

男女でここに差を感じたくないが、男性医師の場合には、家庭があっても自由が効くかもしれない

でも経済的責任を感じる場合には、やっぱり新しい世界にも飛び込みにくい。

研究であれ、大学院であれ、商社の転勤であれ、MDの留学に関するプライベートの悩みは、朝まで酒が飲めるくらいのボリュームになります笑

 

一方で、「最初から公衆衛生キャリアのMD」「研修医上がりの公衆衛生キャリア」の方とも出会ってきた。

みんな優秀で、いい感じに変わってて、最高な友人たち笑

 

でも私がなんとなく感じるような上記長所短所は、しっかり食らっているようにも思った。

逆に最初から公衆衛生キャリアのMDは、変に臨床医のidentityもなくていいのかも。

逆に、医者じゃない学部で早く卒業してた方がもっと早くに一人前になれたかもなって呟いてた人もいた気がする。

 

この話題、本当に毎回相談されるたびに話す項目が多くて、その人それぞれすぎて、語りきれないんだよな。。。。

さらに何科がいいと思いますか?なんて言われたらもうさらに🍻一杯追加するか2軒目行くかして語ってしまう、そんな最近です😂

 

米国横断旅 DAY1-2

 

大学院卒業後、人生最後の夏休みと称してRVでアメリカ横断の旅をしています。

なんも更新できてなくて遊んでばっかりみたいに思われそうだけど笑。

 

これも非常に貴重な経験なので記録していきたいと思います。

私は学業に忙しかったので😂、準備は全て同行者である旦那がやってくれました。準備も結構大変そうで普段Organize力がない彼が全部ここまでやってくれたのには感動しました(失礼w)

 

私はBoston在住であったため、Bostonからのスタートを検討しましたが、乗り捨てできるRVがBostonになく、仕方なくNYからスタートすることに。

 

持ち物は30kg級のトランク2つ、20kgのトランク1つ、ボストンバック1個、リュック2個、小さいバック4個(えぐw)

トランク1/4は食料で、サトウのご飯20食分、カレー10食分、コーヒー紅茶大量、カップ麺、カトラリー、ドライヤー、大量の服w

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NYからスタートと言ってもRVのレンタカー業者はNewburg

NYからNewburgまでの道のりがかなり至難の道でした😂

 

8人乗りのRVですが、大学生でなくもう30代の我々には2人でちょうど良かったかも。

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DAY1 NY→Lancaster

ナビ上は2時間半の道のりですが、RVの規制速度が65mile (≒100km/h)であることもあり、なんだかんだ4時間かかった😂

でもアメリカのだだっ広い田舎の道をRVで走るのは最高✨

 

RVを駐車できるのは大きく3つの種類がある

1 over night parkingできるWalmart(だいたい田舎のみ、いわゆる田舎のイオンやCainsみたいなイメージ?)

2 RV park(ピンキリ、超豪華な場所からただの森まで)

3キャンピングサイト(森🌳w)

です。RV parkとキャンピングサイトは基本的には予約が必須なので、毎日今日はどこまで進むか、どこに泊まるかある程度決めてあらかじめ予約しておかないといけない。

これが結構大変で、出発前の数日間旦那はズーーっと日程を組んでた(もっと協力しろとムラれたけど私は卒業ワイワイモードで全く気分乗らなかった正直w)

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初日は短めのドライブでLancasterのWalmartに駐車。

必要な食料、物品を購入しました。

DAY1 の移動ルート

DAY2の移動ルート




DAY2 Lancaster→Washington D.C.

朝いちでWalmartから近くのThe Armish Villageへ 

https://www.amishvillage.com/

この地域は自給自足民族であるArmishが住む場所として有名です。ハリソンフォードのWitnessでも有名らしい(見てないけど)

旦那は英語がわからないから解説にいつも苦労してるんだけど、ツアーに参加。

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Armishの歴史を学んだ後は、いよいよワシントンへ

ワシントンは都会なのでRVを駐車できるのが結構都心部から離れてしまうんですね。

Walmartもover nightできない場所が多い。

一旦Walmartへ駐車し、そこからUber都心部

本当に観光しようと思ったら2泊くらい必要なんだろうけど、ミーハーである我々が「ワシントン行ったで!」て言える程度でいいかなって思って午後だけで勢いよく回ることにしました。

 

私がどうしてもいきたかった美術館。この通りはいろんな美術館が立ち並んでいて、本当はNational Museum of African American History and CultureやNational Space Museumなども行きたかったんだけど、時間がなく断念。

Gallery of Artのいいところは年中無料!無料でVan Gogh, Monet, Da vinchiの絵画が見られるなんて贅沢。Artに無知、かつこういった教養のあまりない私がフィレンツェのウフィッチ美術館に感動し、高校の親友がartistになったことを契機にArtに興味を持ち始め、最近は地味に世界の有名美術館を回るのが非常に楽しみ。

でも時間に追われてかっ飛ばし続けたのは悲しい😭いつかまたゆっくり回りたい。

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Washington D.C. マッハ観光

ここからはミーハーの極みの観光ルート。徒歩でおそらく4−5時間くらいのコースなのではないかと思うのですが、時間も時間、体力も体力だったので、Scooter使いました。

日本ではLoopだけだけど(2024年5月時点)、ワシントンはSpike, Lime, Vote, Lyftなどいろんなのがありました。また他の都市と違うのは返却/レンタルデッキがなく、許可されたところにポイポイ乗り捨てていいこと😂

今回は我々はLimeを使用しました。

これはiPhone/android のRegionが海外になっているとRide pass(要は乗り放題)プランが使えてとってもお得。通常$0.5/minですが、60分$9.99、3時間$27.99のプランがありました。RegionがUnited statesだと出てこないっぽいです。

Limeを使用し巡った場所は

US capital>Washington Memorial>White house>Lincoln Memorial(museumは2026年にできるようです)>Arlington National Cemetery

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その道中もさまざまな美術館、厳かな建物がたくさん、基本的には公園内にぜーんぶあるのでLimeでぶっちぎるだけでも相当気持ちよかった!

 

毎日移動+観光でコンセントひっこ抜かれたように突然疲れが来るんですよね。

この後UberWalmart戻ってきた時にはもうヘロヘロでした笑

Walmartで必要物品を購入し、本日の宿泊先であるCamping siteへ。暗すぎて何も見えないけどどでかい森ん中の予約したところに車を停めました。

トイレシャワーあるんだけど、暗すぎて虫どころか獣が出てきそうな気がして、結局RV内でシャワー浴びて寝たw

ここで失敗したのが、キャンピングサイトは夜22時以降に発電機(generator)を使えないこと。つまり、夜電子レンジも使えないしドライヤーも使えない。

金髪になってる私の傷みまくった髪は森の中で自然乾燥せざるをえず、風邪ひかないように一生懸命あったまってから寝ました。

 

 

 

卒業2ヶ月前にして思うこと 

これをおもむろに呟いたのももう2週間前なのだけど笑。

 

学び足りない。十分範囲を知ることはできたけど、深掘りできてない。

英語をもっと身につけたい。うまく避けたり、凌ぐ方法を身につけたけど、英語力は正直横ばい。

友人関係。仲良くなれる人たちがわかってきた。自分の視野や可能性を広げてくれる人もわかるし、自分の関心と知的な会話で自分を高めてくれる人たちとの議論が本当に楽しい。知的好奇心を高めてくれる環境、とはまさにこのことだと思う。自分の夢や野望を笑わずに真剣に聞いてくれて、さらにそれより莫大な夢を語る彼らが最高にかっこいい。その人たちとのbondingを強くしたい

自分の将来性を損得なく考えられる時間が貴重。

20代が社会での経験、だとするなら30代はその先の人生の基盤を築く10年。もっと言うなら今後どう生きていきたいか、じっくり考えるべき10年。

自分のキャリアをどうするか、家庭をどうするか、誰と生きていきたいか、誰のために生きていきたいか。

 

時間を無駄にしないように、1日1日を噛み締めて過ごしたいと思う。

ハーバード公衆衛生大学院で必要な英語力の話

米国MPHに必要な英語力ってどれほどのものなのか。

受験要件としてはTOEFL100点とよく言われる。その中でもOverall 25(reading, listening, speaking, writingともに25)が望ましいとされ、可能であれば104点と定められている。

実際蓋を開けると97,98点の人もいるらしい、と聞いた。

実際100点そこいらでくるとどんなもんなのだろうか。

 

まず、一言で言って、全く不十分である笑。

 

最初に新学期が始まる前に出会った韓国人の友達が

“私は英語ができないから、、、英語ができなくて心配、、、”

と散々言っていて、そんなTOEFL100点あってきてるんだから自信もっていいやん!って思っていた記憶がある。

しかし、いざオリエンが始まると、なんとも心苦しい日々であった。

 

1.授業や講義の話

授業やofficialな場所で話される英語は大体わかる。

ただ、この大体っていうのがポイントで、全ては分かり切っていないのだ。

今言われた言葉を訳しなさい、と言われたら多分できる。

時々知らない単語も出てくるけど、大枠は日本語訳にできる。

 

それが、1時間の話になると、「あれ?何言ってたっけ?」ってなる。

結局巨大な味のないわたあめを食べ切ったような感覚で、食べたーという気になるものの何を食べたかわからない、って感じ。

 

あと、一生懸命集中していないと、しっかり掴めない。

授業中みんなよく内職している。私も日本では内職マシーンだった。通常家で何か作業するより、意外と授業中の方が捗ったりもした。しかしここではまるで無理だった笑。内職しながらも内容についていける人はいいけれど、内職したら、さっぱり英語は聞き取れなくなる。日本語で内職していたら尚更。

英語だと100%集中していないと、理解できないし、100%集中していてもボヤーーっとした理解にとどまってしまう。TOEFLだと10分そこらの内容だし、そんなボヤーットした理解でもなんだかんだ選択肢を選べたりもする。

ただ授業だと、これについてどう思うか、discussionしてみて!とか、質問ある?とか、時には争うように言い合ったりもする。授業内容に意見まで求められると、ボやーっとした理解を自身の言葉に落とし込む必要があるし、それを自分の意見を踏まえて発言するとなるとspeakingの問題もあり、完全に取り残される。

絶望的な気分だった。ネイティブが話す英語は、英検とかTOEFLのように綺麗でない。いや、綺麗なんだけども笑。そしてとんでもなく長い。当然、構文なんか気にしながら聞いてられない。さらに学生がアフリカ人、インド人だったりするとその訛りは全く理解に及ばない。それでも徐々に慣れてくると授業内容も、みんなの発言もそれとなくつかめてくるのだが、発言するところまではすごくハードルが高い。

 

Discussion postという、掲示板がある。授業内容や予習課題のリーディングで読んだことに対し、自分の意見を述べる場所である。たった200字程度のこの発言も、ネイティブはレベルが違う。正直英検のライティングの模範解答なんかよりずっと素晴らしい英語論文たちである。それを読んでるだけでも聞いたことのない単語や表現の使い回し、気の利いた言い方、すごく勉強になる。それもそのはず、世界の上澄みのような優秀な人材が集まってきているのだから、きっと日本人相手の英語教材の模範解答を作ってる人よりwriting力があるのだろう(勝手な解釈ごめんなさい)

日本人の私の同期が、「ハーバードは世界で一番高い英語学習塾だと思ってます」って言ってたのだが、本当に本当にその通り。授業でのみんなの言い方やこの掲示板を眺めて表現を盗んでいるだけでも、最高に高級な英語学習の場な気がする。

 

2.日常会話の話

授業よりもやばいのはこちら。

よく、英語できますか?という質問に「日常会話レベルなら…」っていう人いるけど、絶対嘘笑。ネイティブとの日常会話は、ハーバードの大学院の授業より断然難しいぞと、大声で叫んでやりたい笑。

 

非ネイティブとの会話はまずまず。そういう意味でもアジア人とは居心地がいい。韓国人も中国人もきっと同じように英語を勉強してきているから、なんとなく突っかかる単語や言い回しが一緒なのである。私の英語も理解してくれる。何より、理解しようとしてくれる。

 

ネイティブと一対一の対話はまだできる。ネイティブだから私の英語もへなちょこでも理解してくれるってのもあるし、一対一なら理解してくれようとする努力も保たれるからだ。

 

えぐすぎなのは、ネイティブ複数人。

これは地獄。みんなの話は絶叫マシーンのように展開されるし、スラングも増える。イギリス人とアメリカ人で使う英語も若干違う。さらにアカデミックな話になると自身の意見を盛り込んで複雑な構文と言い回しと、時々スラングと共に過ぎ去っていく。ついていくのにも必死なのに、私の意見を求められると、会話の流れに急ブレーキがかかるのがわかる。私が話すのが遅すぎなのだ笑。みんなも必死に耳を傾けるモードになるから、申し訳なさすぎて消えたくなる笑。

夜中にみんなでゲーム、とかなるともう本当に地獄。穴があったら入りたい、とはまさにこのこと。日本のお笑い芸人たちが“一発”という逆をやってる番組をご存知だろうか。写真や動画を見て、一言パンチの効いた面白いことを言う、と言う芸人のゲームがある。あれの英語版が流行っているのだ。Memeというものなのだけど。

私のこの限られたボキャブラリー力で、パンチの効いた、ネイティブを笑わせられる一言なんて出てくるわけがない。しかも結構下ネタなんかも混ざってきて、下ネタを英語で習ったことがない私はまるでついていけない。懐かしい漫画や映画のネタ、単語あてゲームとなってもまるでついていけない。

例えば、靴履く時になくて困るもの!というお題で、頭の中で「靴べら」「靴紐」などが思い浮かんだとして、パッと英語で単語が出てきますか?無理でしょ笑。

 

これは英語力だけじゃなくて文化の違いでもあるのだけど、こんな話が爆速で進んでいくと、もう固まった笑顔と愛嬌マシーンとならざるを得ない。

そんなこんなで、英語だと私は発言しない人になってしまった。おとなしい人、とも思われてたし、使う言葉が稚拙すぎて、バカな人、とも思われているなと感じる。

最初は悔しくて悲しかったけど、途中からなんか笑えるほどの諦めがついた。

それでも言語の壁を超えて親しくなれる友人もいるし、私のことをわかろうとしてくれる人もいる。でも確実にこの言葉の壁のせいで、socialな場所で機会を逃しまくってきたことは否めない。

でもこのネイティブとの日常会話って、どんな英語の勉強してきたらのばせてきたんだろう?甚だ疑問。

 

3.前提として

それでも私は日本では英語が得意な方だった。

旅行で何か通じなくて困ったことは、もうほとんどないし、ホテル内や旅先のトラブルもまぁ別に対処できるかなという感じ。

高校では帰国子女に混ざって一生懸命英語のディベートについていく努力をしていたし、医者になってからも英語で学会に参加したこともある。時々公式文書の英語の訳を頼まれることもあった。

途上国のJICAや国際機関訪問においても、英語が通じないと苦労したことはない。

ネイティブ以外の人たちとの会話で特段困ったことも、あんまり記憶にない。

 

しかし、大学院となると全く別だった。

こんなにも英語が通じないということを渡米前の私は想定していなかったんだろうか。謎。

 

1年経っても、多分私の英語力は変わってない。

私の努力不足もあるけど、AIの進化のせい。

本気で英語の勉強に時間を費やせばきっと多少英語力は伸びる環境だったと思う。でもそれ以上に、英語の勉強ではなく、一個一個の授業内容を咀嚼したくて、AIを使えるときは使った。日本語での理解の方がよっぽど身にしみると感じたので。

 

 

とにかくTOEFL100点程度の英語力じゃ、十分にMPHを楽しみきれないことだけはなんとなく言いたい笑。多分115点くらいあった方がいい。授業にちゃんとついて行ってるなっていう私の同期のモンゴル人はTOEFL Speakingずっと満点だった。きっとそういう人が身になるような学校なんだろう。

英語の勉強と、パブリックヘルスの勉強は別。一応私はPublic healthを学びにきているので、ある程度英語力は諦めてついていくことにした。

Global Health のPracticum

やばい、冬休みに更新しようと思っていたのが気づけばSpring1が終わっていた😂

Practicumについて少し書いてみようと思ってます。

 

 

Practicumという実習的な授業がどのコホートでもある。

インターンでも研究助手でもなんでもいいから実践的なことを勝手にやれ、っていう趣旨である笑。

 

とはいえ、各種Departmentの特殊を活かした実習をすることが望ましい

CLEであれば臨床研究だし、Nutritionであれば栄養研究など

Global Healthの典型的なPracticum内容とすると途上国ボランティアなどになる。

 

MPH45の9ヶ月のプログラムの人は1月の3週間、65の1年半プログラムの人は6-8月の3ヶ月間がその実習期間にあてられる。

この3週間とか3ヶ月とかもいうのも目安で、45の人は120時間、65の人は300時間そのPracticumのために働けばいいらしい。

 

Practicumを何すべきか、どんなことが自分のやりたいことで、どんなことがあっているかひたすら語り合うPracticumの授業が毎週行われた。授業は正直言って本当に無意味だった。9月からこの授業が始まり、11/5までにどこでPracticumを行うか決定し、その行う組織先の人に同意をえて、サインをもらうLearning agreementたるものを提出しないといけない。

要はハーバードでの単位の実習としてやらせてっていうことで契約を結ばないといけない。これは受け入れ組織にとってもプラスだろうということで、是非ハーバードの名前使って探してね!っていう感じでした。

自由な実習とはいえ、学校からいくつか提供されたりするものだと思っていたら、完全に自分で探さないといけないものでした涙。探し方は、卒業生にあたったり、ハーバード生向けの職業探しウェブサイトに載ってる公募に応募したり…

 

プログラムが始まる前からPracticumを決めてきている人もいて、学校始まってから何やろうかなーって考えてたのは甘かった。

 

コネクションも十分な英語力もないInternational studentが何かアメリカで仕事を探そうとするのにどれくらい大変かということを分かっていなかったと思う。探し方もよく分かってないまますぎていった。蓋を開けてみたら、Global healthのfacultyに片っ端からあたって聞きに行っていた人とかいて、あーそうやって探すんだったんだ…とおもった。けどfacultyにわざわざ聞きに行く手間を惜しんだ自分もバカであった。

あとは、むしろせっかくアメリカに来たのだから、日本人で固まったりするんじゃなくネイティブの中に入っていきたい!なんて思ってた自分は、自分の関心分野を手当たり次第にあたることにした。

 

Pracuticumの授業では、Practicalなことをするように、研究ばっかりで実践的なことじゃないほうがいいよーなどと授業で言われていたのを間に受けていた。

一方で「そんなボランティアみたいなことやって将来のキャリアにつながるわけないんだから自分のキャリアにつながる研究とかしたほうがいいでしょ」と先生の言ってることをガン無視している人もいた。授業として先生の言ってることをどこまで間に受けて探すべきかもわからなかったんだよなー。

 

Global healthの特性や先生が言っていたことを間に受けて、元々自分が関わっていた途上国ボランティアにでも行こうかなぁとも思っていたのだが、医学生ならまだしも医師8年目にもなってまたボランティアやることも今後の自分のキャリアに生きないのではないかという葛藤もあった。

専門医を取得していないとできないジャパンハートやMSFなどもあるのだが、1週間の派遣だと要項として足りないしな、などと思ってあまり深く調べていなかった。

 

一人一人にアドバイザーがいるのだが、アドバイザーに頼っている人もいた。

アドバイザーと最初に面談した時に、自分の関心がある分野から何人かあたってみるといいよと言われた人たちがいた。現在スイスでWHOとProductive health関連の研究職にあたっている卒業生、Global health のFaculty、あともう一人誰だったか忘れた。。。

 

この卒業生はHarvard T.H. ChanをDr.PHで卒業した強者であった。まず彼女にアプローチしてみることとした。

メールを送り、一度zoom meetingを予定。

 

結局彼女からわかりやすくポジションはもらえなかったが、いくつかアプローチする手立てをもらえた。

一つはFacultyの母子保健を中心とした経済学を扱っている教授。この教授の授業は取っていたのだが、すごく内容も面白いしテンションもノリもいい先生だなって感じていたのだが、いかんせん本当に英語が早くて授業でさえも、授業後に録画を全部見直していたくらいだったので、Practicumをお願いする勇気が出なかったのが本音である。

もう一人は日本人の研究者。WHOでも働かれていたことがあり、UNFPAに在籍されていた。いくつか論文に目を通し、そのcitation数とインパクトファクターに目が点になった笑。

あとは、WHO内のインターン。これはまた別の機会に話したいが、ただでさえもCompetitiveだったのに近年有償としなければならないという決まりができたことでさらにCompetitiveさが増した。

ここで気づいたのは、1月のインターンってどこもほとんど受けていないってこと。そりゃ普通夏だよね。そういう意味でもPracticumを有意義にしたい人やPracuticumをアメリカに残る手立てにしたい人たちにとってはMPH65の1年半プログラムがいいんだろう。Internも学生や卒後すぐの人しか取ってないところもたくさんあるしね。

 

色々ネットサーフィンした上で、日本人研究者の方をあたってみることにした。

おわかりいただけるかもしれないが、ストレートにいってここまでで1ヶ月かかっている。

日本人研究者の方は親身に相談に乗ってくれて、いくつかプロジェクトも相談してくださった。なんでもなんでもやりたい!という心意気だった私は、片っ端からお願いした。

 

 

またMPHにはConcentrationというプログラムを持っている学校が多くある。これは簡単にいうと"特化コース”みたいなものである。

Humanitarian, child development, matenal healthなどなど数多くのconcentrationが存在するが、各Concentrationの取得要件としては、それに関係する授業単位〇〇単位とること、〇〇のイベントに参加すること、などである。

私は産婦人科であることもあり、Maternal and child health concentration、いわゆるMCH Concentrationに参加した。MCHはMCH leadership labというMCHに関係する研究室に配属される更なる特化プログラムがある。これは6000ドル程度のfundも出て、MCHのリアルな研究に携われるまたとない機会である。研究室はざっくり6、7個程度提示された。私は産婦人科としての経験もそれなりにあるし、途上国活動経験もある、是非是非研究の手法を学んで自身の経験をベースに応用を効かせたい、と思いエチオピアにベースを持つ、途上国母子保健の疫学の研究室に就きたいと思っていた。

なんなら、これでもPracticumにできるかなって思っていた。一次審査の書類選考はpassし、研究室のPI、ポスドクとinterviewがある。

ここでまた私は挫折を味わう。これまた別の機会にゆっくり述べたいのだが、英語のJob interviewがどれほど私が苦手か、全く理解していなかった😭

interviewであっさり落とされた。

自分の落ち度も結構あったのだが、経験値としてはきっと問題ないはず。と思うと英語力か。。。。と思って数週間落ち込んだ。ここまでバックグラウンドがマッチしても落とされるというのは、アジア人が受け入れられる場所なんてないのか、と結構どうしていいかわからなかった。

渡米前に相談していたアドバイザーにも泣きついたが、”ここまで来ると英語力ではなく準備不足だ”と言われ、それはそれで反省した。

 

とはいえ私には、日本人研究者の伝手がある!きっとプラクティカむはそれで...とまた自分を励ましていた。

 

 

 

が。

 

資金調達の関係で、そのプロジェクトは今年はなくなってしまいました。申し訳ありません。と連絡があったのである。

 

行き詰まった。。。。Practicumは11月5日までに決定しなければならなかったが、その時点で10月30日であった。

 

何が言いたいかって、純じゃぱのJob huntingはインターンであってもめっちゃ大変ということ。本当に秋学期はこれで毎日鬱を極めていた。。。😂笑。

実際にその後私がどんなことをしたかっていうのは、また改めて書きたいと思います。

Harvard T.H. Chan SchoolのDepartment

 

この秋学期思ったことをすでに忘れてきてしまっていて、どこまでもれなく振り返れるか笑

ステマチックなことも含め、一個ずつ思いついたことから振り返っていこうと思います。

 

Harvard T.H. Chan School of Public Health のDepartment

いったいいくつあるのだろう。ちゃんとみてみたことないがMaster of Public Health(MPH)には

  • Epidemiology(疫学) 通称エピ
  • Generalist
  • Health and Social Behavior / Social Behavioral Science(行動科学) 通称SBS
  • Clinical Effectiveness(臨床) 通称CLE
  • Quantitative Methods 通称QM
  • Health Policy (医療政策) 
  • Health Management (医療管理)
  • Nurtrition (栄養)
  • Occupational and Environmental Health
  • Global Health (国際保健)

があったと思います(ゆる笑)

さらにMaster of Science(MSまたはSMと呼ばれる)になるとまた更にバリエーションが出ますが。

ハーバードの場合

MPH45credit(9月-5月の9ヶ月プログラム)

65credit(9月-翌年3月の1年半プログラム)

Part time

 

の3つがざっくりあります。受験時、Global Healthしか見てなかったので、それすら知らないで入学しました笑。

とまぁそんなホームページ見てわかることだけじゃないことを書こうと思います笑。

完全に個人的な感情でコメントします。

 

Epidemiology

これはOnlineコースもある様子。

私の同期の日本人でもオンラインで日本から受講している人もいました。

いる人で見ると、他のdepartmentよりアジア人が多め?かもしれない。疫学ってこともあって数学的なことや統計的なことをメインでやるため、英語べらべらでなくてもいいかもしれないとも感じます。

Generarist

これはOnlineコースのみ。全体的に網羅するのだと思うのですが、いかんせんキャンパスに誰もいないので実態よくわからず。。。

 

Health and Social Behavior / Social Behavioral Science(行動科学) 通称SBS

2024年募集のホームページ見ると45の募集しかないのですが、65の人いっぱいいるなぁ。よくわからない。

比較的アメリカ人が多いですが、Facultyにかの有名な日本人の教授がいらっしゃるため、日本から短期留学で来る人はほぼSBSに来ているように思います。日本から来る医学部3,4,5年生あたりの子達、そんな世代からここに来られるなんて本当に羨ましい。

ただSBS自体は共通の授業が少ない印象。。

行動科学って何かというと、人の行動が何によって決定づけられているか、という学問なんですね。アメリカでは本当に人種差別、格差社会が大きい場所です。

例えば、胸を痛がって息ができないと言っている全く同じ条件の白人と黒人が救急外来に来たら、なんとなーくみんな白人から初療に当たるんですね。もっと言えば、白人の平均収入は黒人の6倍、白人の母体死亡率は黒人の1/5なんてデータもあると、人種による健康格差、医療格差への影響は計り知れないものがあります。では何がその差別を決定づけているか、どうしたら改善できるのか?なんてことをやっているのではないかと思っています。(GHの人間が知ったかぶってごめんなさい笑)

 

Clinical Effectiveness 通称CLE

医師経験5年目以降が入学条件で、学生みんなお医者さんというコホート。日本人の先生方毎年いらっしゃる気がします。臨床経験積みながら、こんなことってどうなんだろう?こういう介入したらもっとアウトカム変わるのでは?という医師としての経験からMPHを目指された方がほとんどかと思います。

臨床研究などを扱う場合はこのdepartmentが一番で、私も婦人科医としては臨床経験に触れていたこともあったため、実はこのdepartmentも考えました。

CLEは9月からではなく6月?ごろのSummer semesterから始まるので11ヶ月のプログラムになります。

 

Quantitative Methods 通称QM

やー私の代の同期たちの印象からしか述べられない。。。。けれども、機械学習やプログラミング、統計データに扱う達人たち。

医師14-5年目くらいの先生方も多く見かけます。

あとはきっとここもアジア人が多い!QMメインの授業を受講した時7割がアジア人で驚きました。中国が多いのかなぁ。

コホート全体としては、おそらくSBS, HP, GHのようなまくし立てる英語ペラペラ系学生の数は比較的少なく、とっっても個人的には安心感がありました。一方で、本当にRやSTATAの扱いに慣れてらっしゃる方が多く、天才達人たち!と思って尊敬しています。

QMもSummer semesterからの11ヶ月プログラムですね。

 

そう、要は夏はCLE, QMは統計の達人になっているのです。私が夏休みを謳歌している間に。

 

Health Policy and Management(医療政策/管理)

この二つのDepartmentの棲み分けを理解していません笑。けれど、同じ階に医局?を持っているし、きっと近しい関係性にあると思っています笑。

が、HPとHMは別のプログラムのようです。

HP、HMとも圧倒的にアメリカ人の数が多いのではないかと思います。というのも基本的にはアメリカの医療システムを学ぶのです。

いまだにMedicare/Medicaidの違いにすら迷ってしまう私のようなアメリカの医療を全く知らない人間にとってはなかなかChallengingなのではないかと感じます。しかし、日本人も毎年それなりにいるように思います。

アメリカ人が多いということは、英語べらべら系も多いです、もちろん笑。

ですが、ハーバードの中では最もOrganizedされている授業はHPなんじゃないかって言われることも多いです。例えばGHであれば天下の名門Johns Hopkinsも引けをとりませんが、HPはやっぱりハーバードが強いんじゃないの?とすごくなんとなく、みんな思っています(多分笑)

 

Nurtrition (栄養)

これはMPH65しかないプログラム。医者の割合が少ないと言われてますが、私の友人にインド人の医者もいるなぁ🧐 ですが栄養関連の職種の人が多いです。

Practicumも栄養関連必須のようで、プラクティカム探すのに苦労してる人がいました。全体的にGH-45とは関わることが少なくあまりわからないかも。。。

Occupational and Environmental Health

....やばい、今年度同期で一人も知っている人がいない。

前後の日本人でもOEH卒業生も知らない。。。。。

 

Global Health (国際保健)

我らがGH🌏 

GHは2023年現在、MPHは45creditの9ヶ月のプログラムしかありません。

しかし、特徴としては、

圧倒的にInternational Studentが多い! 

アメリカ人4人..?とか?全体で57人にいるけど。

ガーナ人5人、インド人5人という脅威のDiversity

Fall 1の必修授業が多い

つまり、めっちゃ仲良くなります!

全てのDepartmentで最も仲が良く、最もパリピな集団と自負しています。

昼ごはんもよく一緒に食べるし、1ヶ月に一回くらいはGHでパーティーしてる気がする笑。

一方で、授業内容はほぼdiscussionです。つまり、英語です。つまりみんな英語ペラペラです。

あとはGlobal Healthってものすごーく範囲が広い。というかなんでも世界に共通する医療はGlobal health。9ヶ月で学び切るなんて無理な話です。

そういう意味では、QMやCLEのように、私は機械学習を学んだ!このスキルを得た!と言えるものがなくて、みんなでワイワイ楽しかったけど、何学んだんだっけ...?と思う瞬間も多かったのも事実。

Discussionが多いということもあり、Speaking力はきっと必要、純粋なアジア人にはややハードルが高いと言われることもあるのはきっとそのせいではないかと思います。純ジャパの私としては本当に全然ダメダメでした。さらには訛りの強い学生たちのアクセントを全く理解できなくて、それもまた、萎える瞬間でした笑。でもこのInternational studentsの多さ、誇るべきです笑。


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ね、仲良さそうでしょ笑?

 

Global Health愛が強く、GH重きに書いてしまいましたが、きっとそれぞれどのDepartmentも充実していたことでしょう。またGHについては今度ゆっくり語りたいと思います。

 

本当に私の単なる主観で書いてますので、100%でないです⚠️